副業と詐欺師【情報商材屋】

副業と税金 その3【何を副業とするか】

副業は株と不動産、自分の仕事の流用を薦めるという身も蓋もないくらい普通の副業を進めたわけだけどもこれには理由がある。
お金を稼ぐ、という行為を行おうとすると詐欺師が山ほど湧いてくるからね。

手法が確立されている

不動産投資といい、株式投資といい、両方とも手法、税法とと共に確立されたものであると共に、ものを生産するわけじゃないので自分の空き時間を利用しやすい。
株式相場は平日朝9時から15時までだが、配当重視の投資手法なら別にずーっと相場を見ていなくてもいい。
不動産投資なら貸し出してしまえば、問い合わせや退去が出ない限り放置でいい。
両方とも本は充実しているので、古本でもKindle Unlimitedでもいくらでも読める。

だが、他の手法は別だ。

湧いてくる詐欺師

副業を始めようとするとどこからともなく湧いてくるのが詐欺師かそれに準ずる者。
いわゆる情報商材屋だ。

手法

手法は簡単にお金を稼げる方法などのマニュアルを数万〜数十万で買わせ、でもその内容は払った金額に見合わない粗末なものであったり、そもそも稼ぐ方法は一切書いていない代物だったり。

簡単な作業をするだけで「誰でも1日当たり数万円を稼ぐことができる」などの勧誘により「副業」の「マニュアル」を消費者に購入させた事業者に関する注意喚起

消費者庁の資料からも名指しで注意喚起されている連中もいる。
それくらい情報商材屋と呼ばれる詐欺師が跋扈している。
Twitterにも掃いて捨てるほどいる。

稼げる副業手法を公開する人はいない

心に留めておいてほしいのは、稼げる手法を公開するメリットはないということ。
公開してしまえば自分の稼ぎが奪われるから。
そんな馬鹿なことをする人はいない。
株や不動産売買自体は売り手と買い手が存在しないと成り立たないため、分母が増えれば増えるほど市場が活性化して健全化するが、物の売り買いはノウハウを公開しない方がいい場合が多い。
それを公開します!
数十万円です!
なんてのはもうすでに詐欺。

情報は人から買う物ではない

副業は本を読んだり検索したり、実際経験して自分から学んでいくものであって、他人からマニュアルを買ってやる物ではない。
最初のうちは損をすることもいくらでもあるだろう。
でもそのうちコツを掴んできてわかるようになってくる。
自分で考えることがとにかく重要。
他人を頼ってはならない。

本業を辞めない

本業があるからこそ副業ともいうが、本当に稼げるようになるまで本業は辞めずにいよう。
本業があるからこそ冷静に投資できる。
失敗してもリカバリーができる。
本業を辞めるとそうはいかない。
自分の手法を確立し、もう収入の本業自体の割合が少なく、本業に時間を使うこと自体が無駄である、という状態になるまでは辞めてはいけない。
いい会社に勤めているならば一切やめる必要はない。
投資には社会的ステータスも重要になる場合が多い。
例えば、不動産投資を始めるときには銀行借入が必要になるが、いい会社に勤めていると借入しやすく金利も安くなる場合が多い。

今持っているカードをうまく使う

今の仕事のスキル、財産、立場、性格を整理し、今自分に最もあった投資スタイルを確立することが大事。
少しずつお金を貯めてタネ銭を作りつつ、その中から自己投資をして勉強し、失敗しながら経験値を得る。
非常に泥臭いが、それが1番の近道でもある。

投資は農業

投資は農業と変わらない。
種籾を食べてしまえば当然目は出ない。
種を蒔いてもやり方を間違えば目は出なかったり途中で枯れてしまったりする。
楽に稼げるような手法もないわけではないが、それは自分でスキルを得て確立するもの。
誰でもできるものはお金にはならない。
じっくり時間をかけて、しっかり考えて行おう。

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