何かの本で読んだ、塩水につけた茹でレバーがやたら美味しかったんだけど、色がすぐに変化して気持ち悪いので、色が変わらない方法を考えてみた。 ふんわり柔らかく、それでいてこってりしたレバーの味わいが存分に楽しめる逸品です。
材料・・・2人前
鶏レバー・・・2羽分
ハツがくっついてる物だとなお良い。 ドリップのでていない新鮮な物を選ぼう。
塩・・・大さじ3強
たっぷりいる。
オリーブオイル・・・200cc
適当なものでいい。
アンチョビ・・・2枚
味わいが複雑になる。
ニンニク・・・2かけ
輪切りまたはみじん切りにしておく。
乾燥唐辛子・・・1本
中の種は取り除いておくこと。
作り方
レバーを一口大に切り、血を水で洗い流す。 脂肪がついていたら軽く取り除こう。
飽和食塩水を作る。 ボウルに水をカップ2ほど入れ、大さじ2強の塩を入れてよく溶かす。
しっかり混ぜても沈殿するような濃さがいい。 この中に先ほど切ったレバーを入れ、40分ほど漬け込んでおく。
その間にオイル漬け用のオイルを作る。 耐熱皿にオリーブオイル、ニンニク、乾燥唐辛子を入れ、レンジに600wで3分半ほど加熱する。 耐熱皿が無ければフライパンで加熱してもいい。 ニンニクを焦がさないように注意しよう。
アンチョビを包丁で刻んでペースト状にし、加熱が終わったオイルとよく混ぜる。
レバーが浸けて40分経ったらザルにあけて水を切り、鍋にお湯を張って最高潮に沸騰させる。
その中に一気にレバーを投入し、火を止める。
蓋を閉めて20分放置。
20分経ったらザルにあけて水を切りオイルに15分ほど常温で浸す。
器に盛りつけてできあがり。
レバー好きにはたまらない味
軽くクレイジーソルトを振ってもいいし、スライスオニオンを載せて食べてもいい。 濃厚なレバーの味わいが口の中に広がるが、火を通したレバー特有のばさつく感じは一切ない。 レバー好きにはたまらない味。 茹でたのをそのまま食べても美味しいが、あっという間に色が緑色になって気持ちわるくなるので、オイル漬けにして緩和してみた。 アンチョビやニンニクの風味がレバー特有の臭みを和らげ、濃厚な味わいを楽しめるようになっている。 残ったオイルも捨てず、オイルパスタにしても美味。 1日程度なら冷蔵庫で保存が利くが、すぐに食べてしまった方がいいと思う。 出来上がりのほんのり暖かいときが一番旨い。 パーティをするときにオードブルに添えたりするとものすごく喜ばれる。 フルーティーなワインと相性抜群なので、キリッと冷えた白ワインでも用意してがっつり飲もう。 レバー好きなら是非お試しあれ。