昨日の続きです。
自前でサーバーを持つと便利ですよっていうお話。
自前とデータストレージサービスの違い
VPSを使っての自前サーバーでクラウド化も当然メリット・デメリットがある。
それを踏まえて設定しよう。
VPS(仮想専用サーバ)のさくらインターネット100G:10,780円/年
200G:16,280円/年
ServersMan@VPS|仮想専用サーバー|クラウドサービス:ユビキタスプロバイダ DTI10G:5760円/年(490円/月)
10G追加毎に1260円/年(105/月)
ストレージサービスを使う人の90%以上が7G以下しか使わないとのことなので、安いDTIも載せてみた。
メリット
高い機能拡張性
インターネット上にPCを置くようなものなので、知識さえあれば好きなように使うことが出来る。
当ブログのVPS機能拡張編を見るとわかるが、様々なソフトをインストールして使う。
VPS機能拡張 | naonotes.com(ナオノーツ)この設定を行うことで、動画や音楽のストリーミング再生、データの格納をPC、MAC、iPhone、iPad、android等端末を問わず行うことが出来る。
データの一元管理
データをVPSにすべて放り込むことで、どの端末を使っても同じ、最新のデータを読み込むことが出来るのは他のストレージサービスと同じだが、VPSでSubSonicやAirVideoサーバーの設定を行うと、曲や動画まで一元管理できる。
ストリーミング再生なので、端末にダウンロードして保存する必要すらない。
iTunesで曲を買いまくる人はダメだけど、CDから吸い上げ派のひとは曲をサーバーで一元管理するので、あの端末には入っているけどこっちにはないとか煩雑な管理をしなくて済むようになる。
Macの場合はAirVideoサーバーにできるので、サーバーでエンコードし、iOSやOSXで再生出来る。
【WebDAV】VPSをミュージックストリーミングサーバーにする【Subsonic】 | naonotes.com(ナオノーツ)【MyCloud】さくらVPSをAirVideoサーバーにする【ストリーミング】 | naonotes.com(ナオノーツ)
こういう機能拡張はストレージサービスでは出来ない。
端末のストレージは最小限でOK
データをVPSに保存するので、端末の保存領域を最小限で済ますことが出来る。
アプリのインストール領域くらい。
ストレージ領域の予算をメモリにすべてつぎ込むと、超快適な環境を築ける。
必要な時に必要なデータを端末に呼び出し、編集が終了したらサーバーに保存し終了。
データは端末に残らないので、領域を圧迫しない。
端末紛失時の情報漏洩を防ぐ
ノートPCやスマートフォンを電車に置き忘れたなどの紛失で、会社でのデータを保存していてそれごと無くしてしまったなんてことになると大問題。
だが、この方法でデータを保存すると、紛失しても端末自体にデータが無い。
サーバーデータから直接データを開くとメモリ内で開くため、電源をオフすると完全に消える。
ストレージをサルベージ会社に依頼して復元してもらったとしても出てこない(メモリスワップOFF時)。
当然曲や動画をストリーミング再生したものは復元出来ない。
損害は端末代のみで済む。
制限も無い
転送制限や、1ファイルあたりの容量制限もない。
1Gのファイルだろうが、存分に格納できる。
認証鍵接続ができる
SFTPを使っての接続が出来るので、認証鍵を使った接続が出来る。
【鍵なしは】ssh接続を認証鍵方式にしてみた【シャットアウト】 | naonotes.com(ナオノーツ)鍵を持っている端末しかVPSに接続出来ないので、より安全なデータのやりとりが可能になる。
デメリット
設定が大変
コマンドでの設定のため、GUIに慣れた人には辛い。
コピペすれば出来るのだが、二の足を踏む人は多い。
セキュリティの管理も自分でする
ファイアウォールの設定等も自分でしなければならない。
設定の方法はすべてまとめてあるが、そこそこ敷居は高い。
常にネットへの接続が必要
データをすべてネット上のサーバに保存しているため、データを呼び出すにはネットへの接続が必要。
テザリングしたり、ポケットWi-Fiを使ったりしてネットへ接続する環境がないと使えない。
超便利
データの格納しか出来ない他ストレージサービスより、ストリーミングサーバーに出来るVPSの方が便利。
Linuxの勉強だと思って設定してみてもいいかもしれない。
無料期間があるので、その間に解約してもいいし。
始めにストレージサービスを使い、ストリーミングしたかったらVPS借りたっていいんだし。
慣れるとデータを端末にまったく保存しなくなる。
それくらい便利だよ。
おすすめです。
キョウジさん、こんにちは。
VPSでデータを管理する事はPCの移行作業なんかにも有効ですね。
気になるのが、通信量ですがキョウジさんのようにVPSバリバリ使う方でもdocomoやauの7GB超/月の通信量による帯域制限には引っかからないものでしょうか?
ストリーミングは魅力的ですが、この問題が気になって踏み出せずにいます…(^_^;)
実はあまり3Gでの通信はしてないんですよねw
ほとんどWi-Fi環境での通信が多いので。
会社も自宅もWi-Fi環境が整っているので3GやLTE通信は保管するだけという感じです。
3G行かないくらいで終わってます。
動画とかモリモリみるとすぐ7Gは行くとは思いますが、
出先ではそれほどみないですからねw
会社にもwifi環境があるなんて羨ましいです…
3G通信を使わないのであればストリーミングはメリットの方が大きいですね。
最近は外のWi-Fiスポットも増えてきたんで、3Gあんまり使わないって人はこれから増えそうです。
多分携帯キャリアも3GやLTEはWi-Fiの補完に使って欲しいと思ってるんじゃないですかね。
実際Wi-Fiの方が早いですし、速度も安定してますからね。
NTTとNTTdocomoが連携できればいいんですが、
NTT法がそれを阻んでますからね。
せめてdocomo Wi-Fiがもう少し使えるサービスに進化してくれれば…って感じですかね。
そう言えばXperiaSX、生産中止みたいですね…
4Sと併用考えて値下げ待ってたのにアテが外れました。
んなぁぁぁ!マジですか!?
新型出るとかじゃなくて?
iPadminiセルラー用SIM契約のためにXperiaSXをゲットしようと思ってたのに(;´Д`)
そうなんですよ!
冬モデルのXperiaはSXと似ても似つかないデカブツですからね…
今のうちに確保した方がいいかも知れません。
XperiaRAYと言い、Xperiaの神機は寿命が短いですよね?
にしてもiPhoneユーザーはandroidならXperiaRAYかSX推しって人多いですね(笑)
あのスリムな感じがiPhoneに通じるところがあるんじゃないですかねw
でもSXはいいデザインだと思いますよ。
SONYらしさが出てると思います。
くずのはさん、SIMフリーiPhone5でのXi接続に成功した方が数々出現されていますよ!
まじですか!?
自分の環境じゃ試せないのが歯がゆいです(;´Д`)w
来年3月にはdocomoLTE圏内になるので、気合いで検証できる環境作ることにします!w
最初のアクティベートを海外で今現在LTEに対応しているSIMでするところが肝らしいですよ。
転売屋から、新品で買ったiPhoneがアクティベート済みで届くというイライラが、5からは天国に変わるかもしれませんね(笑)
かく言う僕は(個人的な好みですが)デザイン重視で4Sのまま、次のiPhoneを待とうかとw
これからもくずのはさんのブログ、楽しみに拝見させていただきます!
海外で → 海外の
誤字訂正します。
SIMフリーiPhone5を使っている方に聞いたんですが、どうやら使えない人が多いみたいですね。
もし使えたとしても個体差があるまたは使えない人が多数のようですね(;´Д`)
使えるようになる裏技があるといいんですが。
くずのはさん
こんにちは。
vpsの記事では本当にお世話になり、楽しく活用しています。
ちょっと質問なんですが、
アプリで、接続先を設定するときに、
秘密鍵入力しますね。それって盗まれるっていうことは
ないんですかね?どこかにキーが送られるとか・・・。
テキスト表示してコピペとかできるしどうなんだろうかと。
sftpのアプリ
goodreaderとsftp 4u freeを使っています。
iconctはどんな感じなのかな。
androidでもsftp探そうと思っているんですが、
androidってキー盗まれないのかなと心配で・・・
どんな感じなんでしょう。
絶対に取られないとは言い切れません。
バックグラウンドの処理はソースコードを見ない限りわからないので。
なので、Androidには秘密鍵はインストールせず、
WebDAVのみの接続にしてます。
どうしても使いたいのなら、SFTP秘密鍵にしっかりパスワードロックをかけるといいと思います。
自分はそこまでする気にはならないですけどw
くずのはさま
なるほど、ありがとうございます。
やっぱりsftpで鍵使用するのは、androidではやめておき、wavdavだけにしておきます。
使い分けます。まったく安心ではないかもしれませんが、iphoneはアプリの審査あるので、こちらでしようと思います。
いろいろありがとうございます。
androidは4分の1がスパイアプリらしいので、
恐ろしくて鍵とかインストールできないのでそれなりに使ってますw