機能拡張」カテゴリーアーカイブ

MoshをインストールをMacにインストールする

今までうちのブログを見てくれている人は、VPSの設定をしている人はsshを使ってVPSを操作しているよね?
使っているとわかるんだけど、ある程度時間が経つとセッションが切断してしまうので、面倒だけど再ログイン→suでrootに、という作業を行っていると思う。
それが一気に解消されるツールがある。
それがMosh
もうめちゃくちゃ便利。

※注意
下記設定はさくらインターネットのVPSの新プラン(CentOS6 64Bitバージョン)で行なっています。
Windows、iOSではクライアントプログラムがないため、使うことができません。
クライアントはMacOS10.6以降、そして下記設定を終了したものとして書いています。

VPSセキュリティ設定

【さくら】VPSサーバーのパフォーマンスを向上させる。【DTI】

【セキュリティ】さくらVPSにファイアウォールを適用する。【iptables】

【セキュリティ】sshでのrootログインを禁止する【乗っ取り対策】



続きを読む

【VPSに】ドメインを取ろう【割り当て】

domain


今回は、使っているVPSにドメインを割り当てよう!

ということで、ドメインに焦点を当てます。

ただの味気ないホスト名より、自分でとったドメインはなんとなく愛着がわくw



マイドメインを持つメリット・デメリット


マイドメインを取得するとさまざまなメリットがある。

メールサーバーを立てると、〜@kyoji-kuzunoha.com等のメールアドレスを作ることが出来る。

Webサイトを作ると、kyoji-kuzunoha.com等のマイドメインで運用できる。

リモートログインする時も、マイドメインでログオン出来る(どうでもいい?)

などなど、あまり必要ないんじゃ?って思うようなメリットなのだが、今回はメールサーバーを立てるとマイドメインで運用できるようになることが非常に大事。

これから無料のSSL証明書を取得するのだが、マイドメインメールでの認証がある。
マイドメインそのものが認証対象になるため、sakura.ne.jp以下に割り当てられるホスト名では取得できない。

ちなみに有料のSSL証明書もマイドメインじゃないと取得はできない。
正規のSSL証明書を取得するには絶対にマイドメインは必要。

デメリットは、年額料金がかかる。
とはいえ、今は安いので280円〜とれるけどね。
あと、気をつけなきゃならないのは、ドメインを取得するレジストラによってはwhoisに個人情報が大公開されるので気をつけたい。



マイドメインを取得する



今回はムームードメインで設定する方法を。
べつにお名前.comでもいいのだが、kyoji-kuzunoha.comを取得した当時は、ムームードメインで取得するとWhoisに後悔する情報をムームードメインを運営する会社にすることが出来たため、そこで取得した名残。

今はお名前.comでもWhois情報を変更できるみたいなので、どちらでもいい。

取得方法はここに懇切丁寧に書いてある。
ここで気をつけなきゃならないのが、ここの設定の4.情報の公開部分、
弊社の情報を代理公開するってところ。


NewImage



これにしないと自分の個人情報を全世界に大公開するハメになるので気をつけよう。



取得したドメインを自分のVPSに紐付ける


取得したらコンパネにログインする。


Domain



取得したドメインの詳細をクリック。


Domain 1



ネームサーバーの設定変更をクリック。


Domain 2



ムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用するを選択し、ネームサーバの設定変更をクリック。


Domain 4


Domain 6



こんどはネームサーバ設定変更のサービス、ムームーDNSのセットアップをクリック。


Domain 8


種別をAにし、内容にVPSのIPアドレスを入力。(さくらやDTIのVPSの場合)
今回は2つ目の欄にwwwを指定しているが、www.マイドメインというウェブサーバーを立てる場合は必要だが、特に必要ない場合は一行目だけでよい。
両方入力してもどちらでも構わない。
DNSに、kyoji-kuzunoha.comにアクセスがあっても、www.kyoji-kuzunoha.comにアクセスがあっても同じIPアドレスを返す、という設定。

意味がわからないよ!って思うのなら、No.1だけの入力で問題ない。

入力したらセットアップ情報変更をクリック。


Domain 10



これで終了。
3時間ほど放置すると、マイドメインにVPSのIPアドレスが紐付けられる。

多分、お名前.comでも似たようなものだと思う。



確認してみよう


Macの場合、コンソールを立ち上げ、

$ ping -c 4 マイドメイン エンターキー

を行い、
64 bytes from VPSIPアドレス: icmp_seq=0 ttl=43 time=43.729 ms

のように時間が返ってくればうまく設定されている。
TimeOutになるならまだ紐付けられていないか設定が間違っている。

Windowsの場合もアクセサリ→コマンドプロンプトを立ち上げ、

ping マイドメイン エンターキー

を行い、同じように数字が返ってくれば紐付けられている。

コンソールからログインする時にIPアドレスではなく毎ドメインを指定してもログイン出来るようになっているので、試してみよう。



意外に単純


ドメインなんて自分には関係ないや。
と思っていても、設定してみると意外に身近なものに感じるでしょ?
ITの世界は複雑怪奇なものだが、なるべくわかりやすくしようと努力されている。

これで自分のVPSに自分が考えた名前がついた。
次回はメールサーバーを立ててみよう。
間に合えば明日。
間に合わなければ数日後更新します。


【VPS】さくらのVPSにGallery3をインストールする【フォトアルバム】

gallery


久々のVPS設定記事ですな。
やっぱりいじると楽しいVPS。
今回は写真の管理をクラウドで出来るGallery3をVPSにインストールしてみます。
iPhone意外にもお友達にアカウントを作って公開もできるスグレモノ。
詳しい設定サイトが一切無い地味ソフトながら、かなり便利。

でもまさ様に情報を提供していただいたお陰で何とか出来ました。
ありがとうございますヽ(´ー`)ノ


※注意

さくらインターネットのVPSと契約し、下記設定を終了したものとして書いています。
セキュリティ編全部と、WebDAVサーバーの設定は最低限終わらせておいてください。


VPSセキュリティ編


【さくら】VPSサーバーのパフォーマンスを向上させる。【DTI】

【セキュリティ】さくらVPSにファイアウォールを適用する。【iptables】

【セキュリティ】sshでのrootログインを禁止する【乗っ取り対策】


VPS機能拡張編


【Gmail】CentOS6.x(64bit)でimotenを設定して@docomo.ne.jpメールを使う【主にさくらインターネット編】

【iPhone】imotenの送信メールをSSL化する【docomoメール】

【オレオレ証明書】自作WebDAVサーバーにWindows7で接続する【Windows7】

【WebDAV】VPSをミュージックストリーミングサーバーにする【Subsonic】

【MyCloud】さくらVPSをAirVideoサーバーにする【ストリーミング】



権限をrootに変更


【セキュリティ】sshでのrootログインを禁止する【乗っ取り対策】

での設定によりsshでのrootログインを禁止したので、スーパーユーザー(root)に権限を昇格させる。


[kuzunoha(ユーザー名)@ ~]$ su エンターキー


rootバスワードを入力する。


[root@ kuzunoha]#


になればrootに変更された。

カレントディレクトリに移動。


[root@ kuzunoha]# cd エンターキー


カレントディレクトリに移動し、rootでログインした時と同じ


[root@ ~]#


になる。



Apacheの設定


直接URL指定でalbumsディレクトリの内容が表示されないように、ディレクトリの不可視化をする。
ついでにApacheのバージョン表示もしないよう変更。



httpd.confの編集


httpd.confを開く。


[root@ ~]# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf エンターキー


44行目の

ServerTokens OS

ServerTokens Prod

に変更。


331行目の

Options Indexes FollowSymLinks

のIndexesを削除し、

Options FollowSymLinks

にする。


338行目の AllowOverrideをNoneからAllへ変更。


AllowOverride All


554行目の

Options Indexes MultiViews FollowSymLinks

のIndexesを削除し、

Options MultiViews FollowSymLinks

に変更する。

行数がわかりにくければ、コマンドモードの状態で


:set number


と入力すると、左側に行数が表示される。
変更したら:wqで保存して終了する。



PHPのインストールと編集


PHPのインストール


PHPをインストールする。


[root@ ~]# yum -y install php-devel php-mbstring php-mysql php-gd php-mcrypt php-pear エンターキー


PHPがインストールされた。



php.iniの編集


phpの設定ファイルを編集する。


[root@ ~]# vi /etc/php.ini エンターキー


229行目の

short_open_tag = off

short_open_tag = on

に変更する。

入力が終わったら:wqで保存して終了。



Apache(httpd)の再起動


httpd.confの変更とphpをhttpdに適用させるため、Apacheを再起動する。


[root@ ~]# /etc/rc.d/init.d/httpd restart エンターキー


これでhttpd.confの変更とPHPはhttpdに適用された。



MySQLのインストールとデータベースの作成


MySQLのインストール


[root@ ~]# yum -y install mysql-server エンターキー

[root@ ~]# mysql_install_db エンターキー


MySQLはインストールされた。



MySQLの起動


MySQLを起動する。


[root@ ~]# /etc/rc.d/init.d/mysqld start エンターキー


これでMySQLが起動した。



MySQLのパスワードを設定


MySQLを起動する。


[root@ ~]# mysqladmin -u root password 任意のパスワード エンターキー


MySQLにパスワードが設定された。



MySQLにログイン


MySQLにログインする。


[root@ ~]# mysql -u root -p エンターキー


パスワードを求められるので、先程設定したSQLパスワードを入力する。
コマンドラインが

mysql>

になり、MySQLにログイン状態になった。



データベースの作成


Gallery3で使うデータベースを作成する。


mysql> create database gallery3; エンターキー


Gallery3データベースは作成された。


mysql> quit エンターキー


でMySQLを終了する。



MySQLの自動起動設定


再起動時にMySQLが再起動するように設定する。


[root@ ~]# chkconfig mysqld on エンターキー


これで再起動時も自動起動するように設定された。



Gallery3のダウンロードと設置


Gallery3のダウンロード


Gallery3をダウンロードする。


[root@ ~]# wget “http://jaist.dl.sourceforge.net/project/gallery/gallery3/3.0.3/gallery-3.0.3.zip” エンターキー


gallery-3.0.3.zipはダウンロードされた。



unzip gallery-3.0.3.zipを展開


ダウンロードされたgallery-3.0.3.zipを展開する。


[root@ ~]# unzip gallery-3.0.3.zip エンターキー


Gallery3は展開された。



Gallery3ディレクトリの所有権を変更


Gallery3の所有権をrootからApacheへ変更する。


[root@ ~]# chown -R apache.apache gallery3 エンターキー


所有権が変更された。



Gallery3ディレクトリを移動


ブラウザでアクセスできるようにディレクトリを移動する。


[root@ ~]# mv gallery3 /var/www/html/gallery3 エンターキー


ディレクトリgallery3が/var/www/html/に移動した。



画像への直リンクを禁止(2012/07/17追記)


このままだと画像の直リンクをブラウザに入力されるとパスワードをスルーして画像にアクセスされるようになるため、直リンクを禁止する。


[root@ ~]# vim /var/www/html/gallery3/.htaccess エンターキー


一番下の行に下記を追記する。


ーーーここからーーー


<Files ~ “\.(gif|png|jpg|mov|mp4)$”>
SetEnvIf Referer “^https://mydomain\.com” ShowOK
SetEnvIf Referer “^$” ShowOK
order deny,allow
deny from all
allow from env=ShowOK
</Files>


ーーーここまでーーー


mydomainとcomの部分は自分のドメイン名に書き換えること。

:wqで終了。

これでVPSでの設定は終了した。



Gallery3のインストール


インストールと初期設定


インストールはブラウザ上で行う。

ブラウザで


https://VPSホスト名/gallery3


にアクセスする。

インストーラが立ち上がるので、Passwordの欄に先程決めたMySQLのパスワードを入力し、Continueをクリック。

Gallery3

VPSの設定がうまく行っていればSuccess!の表示とともにインストールは終了する。
Start using Galleryをクリック。

adminパスワードが表示されているが、すぐ変えるのでメモらなくていい。


Gallery3 1



Change password and email nowをクリック。


Gallery3 2



新しいユーザーネームとパスワードを入力し、Modify userをクリック。


Gallery3 3



初期設定は終了し、ギャラリーの画面になる。



日本語化


上のタブのadmin→Settings→Languagesをクリックする。


Gallery3 4



日本語化するために、日本語にチェックを付け、English(US)のチェックを消し、Update languagesをタップ。


Gallery3 6



これで日本語化が完了した。



アプリでGallery3にアクセス可にする


Gallery3をアプリでで使えるように設定する。
モジュールをクリック。


Gallery3 12



REST APIにチェックを付け、更新をクリック。


Gallery3 14



これでアプリからのアクセスが可能になった。


Gallery3の更新


画面上のUpgrade now!をクリック。


Gallery3 7



すべてアップグレードをタップ。


Gallery3 8



アップグレードが終了するので、Galleryに戻る。


Gallery3 9



閲覧の制限


今アップロードすると、インターネットに写真を大公開してしまうので、限定公開に変更する。


Gallery3 15



の戻るをクリックして初期画面にもどり、アルバムオプションの権限を編集をクリック。


Gallery3 10



Everybodyになっている部分をすべて赤(禁止)に変更する。


Gallery3 11



これでブラウザでの設定は終了。
写真のアップロードは追加→写真の追加からできる。



iPhone(iPad)から接続する


ブラウザからでも閲覧可能だが、せっかくなのでviGalleryをインストールする。


viGallery App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥350


アプリを起動し、add Galleryをタップ。


Gallery3 16



Url:に


https://ホスト名/gallery3/index.php


と入力。

ユーザー名とパスワードは初期設定で決めたものを入力し、addをタップ。

Display Nameの入力は任意。

変更したかったら入力しよう。


Gallery3



これで設定は完了した。
画像のアップロードや閲覧が可能になる。



編集終了


25日0:05にアップロードしたものはHTTPでの通信のためセキュリティがダメダメだったが、SSLでの通信のみになるよう全て編集した。

これで実用に耐えうるものになったとおもう。

こりゃ使えるわ。

【MyCloud】さくらVPSをAirVideoサーバーにする【ストリーミング】

AirVideo


最後の大仕事、VPSのAirVideoサーバー化です。
これを行うことにより、WebDAVを通してファイル管理の一元化、音楽のストリーミング再生、そして、動画のストリーミング再生が可能になる。
これだけ出来ると、imotenを使わなくてもVPSを借りる価値があるね。
AUやSoftBankのiPhoneを使っていたとしても十分役に立つ。

※この設定はさくらインターネットのVPSの新プランと契約し、WebDAVの設定を終了したものとして書いてあります。


2014/04/02追記

本家AirVideoサーバー用プログラムが削除されていたので、自分のサーバーにアップロードしました。



ライブラリ群のインストール


AirVideoのサーバー稼働に必要なライブラリをインストールする。


[root@ ~]# yum -y install java-1.6.0-openjdk yasm git SDL-devel faac faad2-devel エンターキー


ライブラリ、java-1.6.0-openjdk、yasm、git、SDL-devel、faac、faad2-develがインストールされた。

※JavaSEをインストールしてある場合はjava-1.6.0-openjdkをインストールする必要は無い。



lame-3.99.5のインストール


次にlame-3.99.5をダウンロードする。


[root@ ~]# wget http://sourceforge.net/projects/lame/files/lame/3.99/lame-3.99.5.tar.gz/download tar xzvf lame-3.99.5.tar.gz エンターキー


lame-3.99.5.tar.gzを展開。


[root@ ~]# tar xzvf lame-3.99.5.tar.gz エンターキー


lame-3.99.5をインストールする。


[root@ ~]# cd lame-3.99.5 エンターキー


[root@ ~lame-3.99.5]# ./configure –enable-nasm –disable-shared && make && make install エンターキー


これでlame-3.99.5がインストールされた。


[root@ ~lame-3.99.5]# cd エンターキー

でカレントディレクトリへ戻る。



x264のインストール


x264をダウンロードする。


[root@ ~]# git clone git://git.videolan.org/x264.git エンターキー


x264がダウンロードされた。

x264をインストールする。


[root@ ~]# cd x264/ エンターキー


[root@ ~x264]# ./configure –prefix=/usr –disable-asm –enable-static && make && make install エンターキー


これでx264がコンパイル&インストールされた。


[root@ ~x264]# cd エンターキー


でカレントディレクトリへ戻る。



AirVideo用カスタムFFMpegをインストール


ffmpeg-for-2.4.5-beta7.tar.bz2をダウンロード。


[root@ ~]# wget https://naonotes.com/airvideo/ffmpeg-for-2.4.5-beta7.tar.bz2 エンターキー


ffmpeg-for-2.4.5-beta7.tar.bz2がダウンロードされた。

ffmpeg-for-2.4.5-beta7.tar.bz2を展開。


[root@ ~]# tar jxvf ffmpeg-for-2.4.5-beta7.tar.bz2 エンターキー


FFMpegが展開された。

FFMpegをインストールする。


[root@ ~]# cd ffmpeg エンターキー


[root@ ~ffmpeg]# ./configure –enable-libmp3lame –enable-static –enable-gpl –enable-pthreads –enable-libx264 –disable-shared && make && make install エンターキー


これでFFMpegはインストールされ、AirVideoに必要なライブラリが揃った。


[root@ ~ffmpeg]# cd エンターキー


でカレントディレクトリへ戻る。



AirVideo用ディレクトリの作成


動画保存用ディレクトリを作成。


[root@ ~]# mkdir /var/www/html/dav/movies エンターキー


保存用ディレクトリが作成された。

インストール用ディレクトリの作成。


[root@ ~]# mkdir /usr/local/airvideo エンターキー


インストール用ディレクトリが作成された。



ディレクトリの所有権を変更


動画保存用ディレクトリの所有権をrootからApacheへ変更。


[root@ ~]# chown apache.apache /var/www/html/dav/movies エンターキー


ディレクトリの所有権が変更された。



AirVideoのダウンロード


Linux版AirVideoをダウンロード。


[root@ ~]# cd /usr/local/airvideo エンターキー


[root@ ~airvideo]# wget https://naonotes.com/airvideo/AirVideoServerLinux.jar エンターキー


Linux版AirVideoがダウンロードされた。


[root@ ~airvideo]# cd エンターキー


でカレントディレクトリへ戻る。



設定ファイルの作成


AirVideo設定ファイルを作成する。


[root@ ~]# vi /usr/local/airvideo/properties エンターキー


真っ白なファイルが開くので、そこに下記テキストをペースト。


–ここから–

path.ffmpeg = /usr/local/bin/ffmpeg
password = AirVideo用パスワード
subtitles.encoding = windows-1250
subtitles.font = Verdana
folders = Movies:/var/www/html/dav/movies

–ここまで–


書き込んだら:wqで終了。



AirVideo起動プログラムの作成


再起動しても自動起動するよう起動プログラムを作成する。


[root@ ~]# vi /etc/init.d/airvideo エンターキー


真っ白なファイルが開くので、そこに下記テキストをペースト。


–ここから–

#!/bin/sh
#
# chkconfig: 345 77 01
# description: Air Video is stream videos to iOS.
# processname: airvideoserver
# pidfile: /var/run/airvideoserver.pid
#

# Source function library.
. /etc/init.d/functions
. /etc/sysconfig/network

JAVA=`which java`
AIRVIDEO=/usr/local/airvideo/AirVideoServerLinux.jar
CONFIG=/usr/local/airvideo/properties
LOG=/var/log/airvideo.log
PIDFILE=/var/run/airvideoserver.pid
LOCKFILE=/var/lock/subsys/airvideoserver

RETVAL=1

start(){
echo -n “Starting AirVideo: “
if [ -f $LOCKFILE ]; then
echo $”airvideoserver service is already running.”
RETVAL=1
else
exec $JAVA -jar $AIRVIDEO $CONFIG >> $LOG 2>&1 &
RETVAL=$?
touch $LOCKFILE
ps -ef | grep $CONFIG | grep -v grep | awk ‘{print $2}’ > $PIDFILE
fi
[ $RETVAL = 0 ] && success $”$base startup” || failure $”$base startup”
echo
return $RETVAL
}

stop(){
echo -n “Shutting down AirVideo: “
exec ps -ef | grep $CONFIG | grep -v grep | awk ‘{print $2}’ | xargs kill -9 >/dev/null 2>&1
RETVAL=$?
[ $RETVAL = 0 ] && success $”$base shutdown” || failure $”$base shutdown”
rm -f $LOCKFILE
rm -f $PIDFILE
echo
return $RETVAL
}

case $1 in
start)
start
;;
stop)
stop
;;
restart)
$0 stop
$0 start
;;
status)
status airvideoserver
if [ -f $LOCKFILE ]; then
RETVAL=0
else
RETVAL=3
fi
;;
*)
echo “Usage: $0 {start|stop|restart|status}”
RETVAL=1
;;
esac

exit

–ここまで–


ミスなくペーストできたら:wqで保存。



起動プログラムに実行権を付与


起動プログラムがAirVideoを起動できるよう実行権を付与する。


[root@ ~]# chmod 755 /etc/init.d/airvideo エンターキー


これで実行権が与えられた。



自動起動設定


再起動時に自動起動するよう設定。


[root@ ~]# chkconfig –add airvideo エンターキー


これで自動起動するよう設定された。



ログのローテーションと自動削除設定


ログが溜まり過ぎないようにログファイルのローテーション設定。


[root@ ~]# vi /etc/logrotate.d/airvideo エンターキー


真っ白なファイルが開くので、そこに下記テキストをペースト。


–ここから–

/var/log/airvideo.log
{
daily
missingok
rotate 10
}

–ここまで–


ログのローテーション設定は終了した。



AirVideoの起動


AirVideoを起動する。


[root@ ~]# /etc/init.d/airvideo start エンターキー


AirVideoサーバーが起動した。
これでVPSでの設定は終了。

WebDAVのmoviesフォルダに動画を入れておこう。



iPhone(iPad)での設定


AirVideo Clientをダウンロードする。


Air Video – Watch your videos anywhere! App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥250


AirVideoを起動し、+をタップ。


AirVideo



Specify Address Manuallyをタップ。


AirVideo 1



Locationにホスト名を入力し、Saveをタップ。


AirVideo 2



サーバーが追加されるので、それをタップ。


AirVideo 3



propertiesファイルを入力した時に記述したパスワードを入力し、Confirmをタップ。


AirVideo 4



これで動画を再生することが出来る。


AirVideo 5



VPSのクラウドメディアサーバー化もほぼ完成


VPSサーバーでのファイルの送受信にとどまらず、音楽や動画もストリーミング再生が可能になった。
しかもファイルアップロードはドラッグ・アンド・ドロップで可能。
一応すべて簡単にデータをアップロードできるように設計したつもりです。

それにしても、AirVideoの設定は最高難易度だったな(-_-;)
トラップ多すぎ。
エンコーダーをFFMpegに絞ることでインストールできた。
K.s様ヒントをくれてありがとうございますヽ(´ー`)ノ
FFMpegはかなり広範囲の動画をエンコードできるので、これで十分だと思われる。

昨日のSubsonicといい、なんかもう俺の役目は済んだっていう感じがするわw

それでは最強のクラウドマルチメディア環境を楽しんで下さいなヽ(´ー`)ノ


【WebDAV】VPSをミュージックストリーミングサーバーにする【Subsonic】

CentOS6にストリーミングビデオサーバーにする設定をするのに必死こいてコミュニティを見ていたら、副産物でミュージックストリーミングサーバーが出来たでござる。

WebDAVと連動させると驚くほど便利だったのでまとめてみた。

アメリカ人ありがとうヽ(´ー`)ノw

でも俺の英語力じゃあなた達の英語読みにくいよ・・・(;´Д`)w

動画も再生できるぜ!っていうから必死こいて設定したらFlashじゃねーか!

騙された(;´Д`)w

でも、とても使える久々の大型アップロード記事です。
imotenを使うために仕方がなく契約したVPSだったのに、imotenがVPSの中にある1ソフトウェアに過ぎなくなってしまった。

それくらい大きく便利な存在になったね。

感慨深い。


※この設定はさくらインターネットのVPSの新プランと契約し、WebDAVの設定を終了したものとして書いてあります。


【オレオレ証明書】自作WebDAVサーバーにWindows7で接続する【MacもOK】 | naonotes.com(ナオノーツ)


※2012/05/27 追記

無料じゃありませんでした(;´Д`)

一ヶ月の試用期間後、曲の再生ができなくなります。

使い続けるには10€(約1000円くらい)以上の寄付が必要です。

くわしくはこちらの記事をご覧下さい。


Subsonicというソフトを使う


今回、AirVideoサーバーをインストールするのが死ぬほど面倒なため、他の代用品を探していたら見つけたシロモノなのだが、思いのほか便利だった。
ほぼすべての曲をストリーミング再生できるので、iTunesより便利。
よりクラウド化が進むわ。



Subsonicのインストール


JavaJDKのインストール

JavaJDKをインストールする。


[root@ ~]# yum install java-1.6.0-openjdk エンターキー


なにか聞かれてもエンターを押していればインストールは終わる。



Subsonicをダウンロード


Subsonicをダウンロードする。


[root@ ~]# wget “http://jaist.dl.sourceforge.net/project/subsonic/subsonic/4.6/subsonic-4.6.rpm” エンターキー

Subsonicがダウンロードされた。



Subsonicのインストール


Subsonicをインストールする。

[root@ ~]# rpm -ivh subsonic-4.6.rpm エンターキー

Subsonicがインストールされた。



ライブラリのインストール


曲をmp3形式にエンコードするためのライブラリ、ffmpeg flac faad2 lame vorbis-tools をインストールする。
動画をエンコードするffmpegもインストールするのだが、実はPCのブラウザからは動画も見ることができるため。
動画を入れないのであれば必要ない。


[root@ ~]# yum -y install ffmpeg flac faad2 lame vorbis-tools エンターキー


これでライブラリ群がインストールされた。

すべてをインストールすると、音楽はogg oga aac m4a flac wav wma aif aiff ape mpc shn に対応し、動画はavi mpg mpeg mp4 m4v mkv mov wmv ogv px m2ts に対応する。
とはいえ、動画をFlashにコンバートするSubsonicは、iOSで動画を見ることはできない。



ディレクトリの作成


音楽を保存するディレクトリを作成する。


[root@ ~]# mkdir /var/www/html/dav/music エンターキー


音楽保存用ディレクトリが作成された。

プレイリスト用ディレクトリを作成する。


[root@ ~]# mkdir /var/www/html/dav/playlists エンターキー


プレイリスト用ディレクトリが作成された。



パーミッションの変更


作ったディレクトリのパーミッションを変更する。


[root@ ~]# chmod 755 /var/www/html/dav/music エンターキー


[root@ ~]# chmod 755 /var/www/html/dav/playlists エンターキー


パーミッションは変更された。



所有権の変更


作ったディレクトリの所有権をApacheに変更する。


[root@ ~]# cd /var/www/html/dav/ エンターキー


ディレクトリdavへ移動した。

所有権を変更する。


[root@ ~dav]# chown apache.apache music エンターキー

[root@ ~dav]# chown apache.apache playlists エンターキー


ディレクトリの所有権がrootからApacheへ変更された。

これでVPSの設定は終了。



ブラウザでSubsonicにログインする


ブラウザでsubsonicにアクセスする。


http://ホスト名:4040


subsonicのログイン画面が出てくるので、


ユーザー名:admin
パスワード:admin


でログインする。



adminパスワードの変更


このままだと誰でもadminにログインできるので、可及的速やかにパスワードを変更する。


1 change administrator password.をクリック。


Subsonic



adminのパスワードを変更する。


Subsonic 1


パスワードは変更された。



フォルダ(ディレクトリ)等の設定


2 Set up media folders.をクリック。


Subsonic 2



Generalをクリックし、Playlist folderを


/var/www/html/dav/playlists


に変更。

Default languageを日本語に変更する。


Subsonic 3



音楽フォルダをクリックし、Musicのフォルダの場所を


/var/www/html/dav/music


に変更。


Subsonic 4



フォルダの場所を変更するのは、WebDAV上のフォルダにするためだったんだよね。
こうすることで、WebDAVに接続するだけで音楽ファイルをドラッグ・アンド・ドロップのみでアップロードすることが出来る。
WebDAVに接続し、musicフォルダに音楽を入れておこう。



iPhone(iPad)での設定


Subsonicアプリ、iSubをダウンロード。


iSub Music Streamer App
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥450

iSub Music Streamer Lite App
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥170

iSub Music StreamerとLiteとの差はわからん。
ユニバーサルアプリなので、iPhone・iPad両方使える。
これからの設定はiSub Music Streamerで行なっている。
Liteは知らん。

起動したら、SETUP YOUR FIRST SERVER をタップ。


Subsonic 5



Subsonic Easy Listeningをタップ。


Subsonic 6


上から順に、

http://ホスト名:4040
admin
adminパスワード

を入力し、Saveをタップ。


Subsonic 7



Quickをタップ。


Subsonic 8


RECENTLY PLAYEDをタップ。


Subsonic 9



アルバムをタップし、曲をタップすると曲が再生される。


Subsonic 10



とんでもないシロモノを見つけてしまった・・・


ストリーミングで音楽を再生させることができるSubsonic。
ただでさえ便利なのに、WebDAVと連動させることにより曲のアップロードが尋常じゃなく楽になる。
WevDAVにあるmusicフォルダに叩きこむだけ。
一度入れてしまえばiPad・iPhoneどころか、ブラウザが動作するPCやMac等、何でも音楽を再生することができる。

しかもストリーミング再生なので、端末の容量を圧迫しない。
いつでも何処でもネットさえ繋がれば再生できるという夢の様なサーバーソフトウェア。

さくらインターネットのVPSの新プランをあますことなく生かせるってもの。

あ、iTunesからダウンロードで購入した曲は聞けない。
あくまでCDから吸い上げたものだけね。

スゲー便利だわ。
凄すぎて笑うw
聞こうと思えば会社のPCからでも聞けるよw

設定自体はそれほど難しくないので、サクっと設定してストリーミングミュージックライフを楽しんで下さい。

出来たらこっちも設定してみよう。

【MyCloud】さくらVPSをAirVideoサーバーにする【ストリーミング】


【オレオレ証明書】自作WebDAVサーバーにWindows7で接続する【MacもOK】

webdav

前に一度書いたことがあるんだけど、できない!という声が多かった。
なので新サーバーに移行記念ということで、復習もかねてテストしてみた。
結果、成功したのでWebDAVサーバーの設定法からまとめて書き上げてみる。

せっかくさくらインターネットのVPSの激増したHDDのVPSを使うなら、WebDAV化しないともったいない。
DTIのVPSはそもそもホスト名がないから無理。

もしもうWebDAVサーバーを作っちゃった!って人は、CentOSをクリーンインストールして、1からやり直しするといいかもしれない(-_-;)w
一緒に実験して頂いた方は、それでつながってました。
ご協力本当に感謝ですヽ(´ー`)ノ

ちなみにブログ主はMacOSなので、基本質問には受け付けかねます。
出来なかったら諦めてください。

続きを読む