第二種電気工事士って何の資格?【自宅DIYerは取得したい】

第二種電気工事士って聞いたことあるかどうかわからんけど、何それ?取得したらどんなことができるの?という人も多いと思うので、取得するとどんなメリットがあるか書いていきたいと思います。

取得すると何ができるようになるの?

取得すると、600V以下の電圧で受電する場所の配線ができる。
自宅とか、低圧受電する事務所などがそれに当たる。
簡単に言うと、自宅のコンセントや埋め込み型コンセントが自分で設置できるようになるってことだね。

コンセントの設置

せっかく家を買ったけど、欲しいところにコンセントがない、少ない、USB充電式コンセントが欲しいと思ったことがないだろうか。
電化製品置いてある部屋だと配線がゴッチャゴチャになったり、タコ足配線で無理やり引っ張ってくるのが大嫌いなのよね。
あと、家が古かったりするとスイッチやコンセントの枠がめちゃくちゃレトロなやつだったりする。

Images

こんなのとか。
これを簡単に付け替えられる。

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自分でやると1,000円くらいだけど、業者に頼むとすごい高い。
1−2万とかかかる。
でもこんなのすごい簡単だからね。
でも有資格者じゃないとできない。

ライディングレールをDIYできる

天井に引っ掛けるライディングレールを自分で取り付けられる。

Duct rail

こんなのとか。
取り替えてLEDにすると電気代も安くなるしオシャレだし、コスパいいんだよね。
引掛シーリングに取り付けるやつだと浮き上がって俺は好きじゃないのよね。
食卓テーブルあたりにあると吊り下げ型のランプつけられたりしてオシャレなんだなこれが。

埋め込み型ライトもDIYできる

家のライトを埋め込み型にDIYできる。

Image 01

こんな感じに。
天井埋め込み型は本当に明るいしLEDを使うと電気代が安くていい。
しかも目立たなくてオシャレ。
自分で付け替えたら一つ二千円くらい。
安い。

スイッチの色や形まで変更できる

家の押しボタンスイッチまで変えられる。

Switch1

こんなのから、

Switch2

今風に!
これも自分でやったら一つ1,000円くらい。
実は安いのよね。
でも家の中全部を業者に頼んだらウン十万。
この資格を取るだけで最低これだけのことができる。
DIYをする人が取るようで、毎年10万人以上受験する。

試験について

応募はネットからできる。
受験費用は9,300円。
自分ができることが増える国家資格としては安い方ではないのかね。

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ネットから応募した方が安いしカードで支払える。

筆記試験

まず筆記試験。
今年の内容。

問題】令和4年度第二種電気工事士上期筆記試験【午前】

割と難しく感じるかもしれないが、6割正答できれば合格だからそこまででもない。
うへぇ。ってなるが、じっくりやると理解できるし、電気の流れくらい理解できないと感電する可能性だってあるんだから、この辺はしっかりやろう。
筆記だけならコスト的にもそこまででもない。

実技試験

筆記が合格したら、実技がある。
これが本番と言っても過言ではない。
これが・・・お金かかる。
なぜなら、銅線が高いんよ・・・今は。

この2つを買い、練習。
試験に出る配線図のテキストはキットの中に入っているので、それで複線図を書き、実際に電線をカットして練習する。
そこまで難しいものでもない。
問題はあらかじめ公表されるし、過去問からピックアップしたものでしかないので、答え自体は見ることができる。
それを自分が作れるようになればいいだけ。
詳細はまた別記事で書く。

取得費用

取得に約4万円(工具付)かかる。
割とする。
落ちたらホームセンターで電線買ってこなきゃならないから、その分またプラス費用がかかる。
自宅だけDIYするだけなら取得コストお高めだけど、作業の幅が広がるし、会社でも重宝される人材になるかもしれない・・・。
知らんけど。
テキストは1冊だけ買ったけど特に必要はなかった。
過去問マラソンと説明サイトを巡回していれば間に合った。
あとはKindle unlimitedに入っていればいくらでもテキストはあるので、3ヶ月99円の時にでも入って終わったら契約解除すればいい。

試験の難易度

筆記試験

自分が受験した感じだと、車の免許よりちょっと難しいくらい。
難易度は国家資格としては低い。
車だって筆記あるし、実技あるでしょ?
ほぼ同じ。
最初は意味がさっぱりわからなかったが、暗記問題が多く問題自体は過去問から似たようなやつが出るだけだから過去問をひたすら繰り返せば嫌でもわかる。
1日1時間1−2ヶ月で行ける。

実技試験

晴れて筆記試験が通ると2ヶ月後に実技試験がある。
実技は40分で組み上げなければならないタイムアタックで、最初は40分以内で組み上げるのは難しい。
が、一通り問題をこなすとあっさりできるようになる。
自分は本番で15分くらい余った。
タイムアタックな分、効率良くこなせばそれほど難しくはない。
実技も2週間前からがっちりやり込めば通る。

Let’s try!

合格率も、筆記は60%弱、実技は70%弱。
頑張れば一発で受かる。
全然練習しないで試験に臨む人も多いから、しっかりやれば難易度は低い。
今年(2022年)の上期は終わったけど、下期の応募は8月から。
今から準備すれば全く問題なく合格できるだろう。
DIY好きにはたまらない資格だと思う。
自己満足で終わる資格ではなく、実際できることが増える国家資格なので、興味のある人は受けてみたらどうだろう。

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