>
【速報】Xperia(SO-01B)はAndroid 2.3アップデート無しに、ドコモ広報部が回答
iOSのシェアをandroidが超えたという記事もちらほら見るけど、
こういうのを見るととても超えているとは思えない。
一口にandroidとは言っても、バージョンによって機能が全く違う。
なにより、OSのバージョンアップがdocomoなどのキャリアの許可がないと出来ない。
上の記事のように。
SO-01Bはandroid2.1を搭載しているが、Sonyが2.3へのアップデートを公開した。
たかだか0.2の違いだが、機能は全く違う。
バージョンアップによって、
・Flash Playerのフルバージョンの搭載
・テザリング対応
・アプリケーションを外部メモリにインストールが可能に
・ユーザーインターフェースの変更
・ゲーム関連機能の強化
・NFC(おサイフケータイの国際標準仕様)への対応
ここまで機能が拡張される。ここまで機能が増えちゃうと、カーネルが一緒なだけでもはやWindowsXP→Windows7くらい別のOSになっている。
ということは、バージョンアップを可能にすると2.1のサポートとは別に2.3へのサポートも別にせねばならず、バージョンアップの対応もドコモショップでしたりもしなきゃならないので現場が混乱するのだろう。
ガラケーの機能もandroidへ移植しているので、そのアプリもSO-01Bのバージョン2.3で起動するか確認しなければならない。
しかし、バージョンアップで料金をとることも出来ないのでそのままのほうが都合が良い。
しかも、【速報】Xperia(SO-01B)のAndroid 2.3アップデート見送りの理由が明らかに
この記事にも書かれているが、
・Android 2.3モデルとして今年発表した「Xperia arc(SO-01C)」や「Xperia acro(SO-02C)」のようなパフォーマンスを発揮できない
・バージョンアップの際にユーザーデータを保持できず、必ず本体が初期化されてしまう
・データのバックアップアプリが無くなる
・カメラ撮影時の笑顔認識機能「スマイルシャッター」が無くなる
・現行のAndroid 2.1版で提供している日本語フォント「モトヤフォント」が適用できなくなる
という不具合が発生し、そのなかでも
・バージョンアップの際にユーザーデータを保持できず、必ず本体が初期化されてしまう
は致命的。
こんなのPCもまともに触ったことのないユーザーにやらせたらサポートがパンクするんじゃないかってキャリア側が懸念してもおかしくない。
はっきり言って、ここまでひどいとandroidは使う気になれない。
契約で2年縛りがあるのに、OSのアップデートすら出来ない。
黙って使っててくださいネって相変わらずの殿様商売ですな。docomoは。
それに比べ、iPhoneは出ている機種は2世代前、2年間までサポートされる。
3GはiOS2から4まで、3GSはiOS3から5までサポートされている。
iPhoneもiOSも開発はAppleがしているので、一貫した動作環境とサポートが受けられる。
PCやMacでデータのバックアップ、復元もできる。
SIMフリーiPhoneを使うと世界共通のサポートが受けられるのも魅力だ。
もし香港で買ったiPhoneがアメリカや日本で故障してもアップルストアで対応してもらえる。
こういう一貫したサポート体制はandroidにはない魅力だ。
2世代前の古い機種じゃない限り最新OSにバージョンアップすることができるし、バージョンアップができるのにキャリア側が差し止められるというふうなキャリアのドン臭ささに縛られる必要も無い。
iPhoneを使いたいけど、docomoで発売されないからandroidを使うというのは大きな間違え。
iPhoneはiPhone。androidとは全く別物。PCとMACくらい違う。
androidは各メーカーやキャリアにがんじがらめになっているので、一見同じに見えるが中身はまるで違う。
SonyはSony。SHARPはSHARP。
同じandroidのバージョンでも対応が違う。
バージョンアップが出来るかどうかもわからない。
それに対しiOSはiPhoneにしか搭載できない分、互換性も対応も全て同じ。
とてもじゃないけどandroidはiPhoneには太刀打ちできてない。
これから洗練されてくるのかもしれないけれど、まだまだ使えるシロモノじゃないね。