iPadなら、山積みされている本が処分できる!と、
ScanSnapと断裁機を購入し、たまった本を自炊してみた。
その感想。
結果。
読みません。
全く読まない。i文庫HDまで買ってすべてを用意していたのに、
読まないとはこれいかに!?
理由その1
自炊が面倒。
スキャンするのが大変。
まず、本の耳を切断してScanSnapに取り込むのが猛烈に大変。
本についている糊が結構曖昧についているので、
2枚連続で取り込んじゃったりしちゃう。
ScanSnapは非常に優秀で2枚連続で取り込んじゃっても
センサーで感知してくれるんだけども、
中の人がとんでもなく面倒くさがり屋なのでいちいちその処理をするのが嫌w
重なった紙を剥がし、糊のついた部分を切断して再度読み込まなきゃならない。
一度や二度ならいいけども、大量の本を取り込むといい加減イライラする。
耳を多めに切断したら絵が切れちゃって損した気分になる。
ああ、この感情が嫌w
理由その2
テキストにスムージングがかからないのが嫌。
で、とりこんだらPDFまたはjpegになるわけだけども、
テキストも当然画像データとして取り込まれるため、
スムージングはかからない。
なので小説の文字もジャギーのかかった感じになる。
iPadの解像度では、文字が潰れてしまうことがある。
それなので読みにくかったりするんだよね。
ルビなんて振ってあったらもう読めない。
拡大すれば読めるんだけど、そこまでするのも面倒。
iPadがretinaディスプレイになればすべて解決すると思うけど、
今の解像度ではちょっと不満。
不満その3
本の黄ばみまで読み込んでしまう。
当然カラーでスキャニングするわけだから、
本の黄ばみもしっかりスキャニングする。
グレースケールで取り込んでクリーニングすることも可能だけど、
何冊もそれをするのが非常に面倒くさい。
不満その4
本当に前ページ取り込まれているのか非常に不安。
漫画なら読んで確認するのも出来るとは思うけど、
小説なら読んで確認するのが非常に困難。
で、もし抜けてたとしたら、
切断したページから抜けたページを探すのはほぼ不可能に近い。
なぜなら、ちゃんとページ数を書いてくれている本ならいいが、
結構書いていない本が多い。
なので、抜けてたら諦めるか、膨大な時間を使って探すしかない。
きびしいね。
不満その5
ゴミ出まくり
切断し、スキャンし終わった本はゴミでしかない。
ケツを拭く紙にも使えない。
なので捨てなきゃならないのが面倒くさい。
あ、あれ?俺が面倒くさがりやなだけで、
きちんと管理できる人にとってはいいんじゃないの?
俺は無理だったけど、几帳面な人で部屋の本が邪魔!
って人には向いてると思います。
テキストがねー。黄ばみがねー。
本で読むときはそれほど気にならないものが、
デジタル化すると気になるんだよね。
自炊する人はそれを踏まえてするといいと思います。
グレースケールでスキャンするなりソフト処理しましょうよw
古本が新品化するのが自炊の醍醐味の1つだというのにw
グレースケールでも焼けた部分は灰色で残るんですよね。
あんなのいちいち取ってられないんで・・・。
なるほど
このソフトを使って一括白色化してみては?
ほんとに新品に生まれ変わりますよ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015850/software/wisteria.html