docomoLTE、XiにiPhone5が接続出来たということでにわかに色めきだったSIMフリーiPhone5。
バグじゃないのかな?と思っていたけど、どうやらそうではないらしい。
ものすごく詳しく書いてあるブログ
ものすごく詳しく書いてあるブログがあるので、そこを読んで貰えればわかると思う。
^H: iOS 6.0.1でNTTドコモ『Xi』でのLTEを使うためのアレコレよくここまで調べたものだとものだと感心したというか、久々に凄いな思った記事。
他の記事もかなり濃い内容なのでほとんど読んじゃったw
面白いです。
脳みそが追いつきません。
バグはバグだけど
この記事を読むとよくわかるけど、LTEを掴める個体と掴めない個体が発生したのは、docomoLTEをバグでたまたま掴んだわけではなく、本当は掴めるようになるはずだったのに、オペレータバンドルがアップデートの不具合でうまく更新されず掴めなかった、ということらしい。
ということは、iOSのアップデートを当てても使えなくなる、ということはない。
なんという朗報。
そもそもなぜdocomoのLTEを掴めるの?
Appleはdocomoのために掴めるようにしたのではなく、AT&Tなどdocomoとローミングで提携しているキャリアのために対応したので、docomoSIMによるLTEにも対応したみたい。
docomoが何かしたわけではなく、棚ぼたで使えるようになった。
プラスエリアは?
LTEもiOSのアップデートで使えるようになったのなら、じゃあプラスエリアも!と思いたいところだが、そこはダメみたい。
わざわざ上記ブログ主のtakasago氏よりコメントを頂けた。
ありがとうございます。
【正式対応?】iPhone5+docomoLTE(Xi)接続はどうやらマジらしい【バグ?】 | naonotes.com(ナオノーツ)内容はコメント欄のtakasago氏のコメントを参照してください。
凄く詳しく書いていただいてます。
どうやらiPhone5に搭載されているクアルコム製ベースバンドチップMDM9615自体がdocomoプラスエリアのBandXIXに対応していないみたい。
だからソフトウェアのアップデートでは対応は不可能。
iPhone5はプラスエリア無しで使うしかないね。
これからのiPhoneはプラスエリア無し?
ない。
そもそもワールドワイド端末はプラスエリアには対応していない。
今までiPhoneがdocomoのプラスエリアに対応していたのは、ローミングで使う人のためだけに技適を取ってただけ。
だけど、ローミングのためだけにdocomoしか使っていないBandXIXの技適を取るのだってコストがかかる。
1台あたり数円〜数十円のコストがかかるとしても、iPhoneみたいに1億台とか売れる商品であれば、それだけで数億〜数十億円利益が減っちゃう。
わざわざdocomoとのローミングのためだけに古い仕様のプラスエリアにコストをかける価値はないと判断したんだろうね。
じゃあdocomo+iPhoneに未来はないの?
どうやらそうでもないみたい。
takasago氏のコメントによると、docomoは800Mhz帯、1500MHz帯のLTEを2013年から開始し、700Mhz帯、1700Mhz帯でのLTEを2015年から開始するみたい。
iPhone5でも1700MHz帯は掴めるので、2015年には1700MHz帯のLTEエリアをiPhone5でも掴めるんじゃないかなw
新型iPhoneでさらにLTE対応帯域は増えるだろうし、docomoのLTEエリア拡充の本気度によって変わってくると思われる。
docomoLTEの2100MHzは期待出来ない
AUがLTE領域を猛烈な勢いで拡張しているのに比べ、先行で開始したにもかかわらずdocomoLTEの拡張は鈍い。
やはりdocomoが2100MHz帯での拡張をしつづける事に無理があったんじゃないかな。
元々3Gで使っている帯域をLTEに割けば当然3Gも劣化するし、LTEだって中途半端な割り当てじゃすぐ帯域を圧迫してスピードは出ない。
元々片側2車線だった道路を1車線にして、もう一方の道路を新幹線に変えたようなものだからね。
どうしても元々交通量の多い方は車線が減った分渋滞する。
なのでこれからは700Mhzや1500Mhz、1700MhzでLTEを拡張することにより、あまり3Gに負担をかけないようにしようと試みている状態みたいね。
現在はLTEへの移行期なので、これからどう転ぶかは不明だが、SIMフリーiPhone+docomoで使うことがこれ以上悪くなることはないと思う。
LTEのエリアとiPhoneのLTE周波数対応次第で化けるかもね。
docomoもグローバル端末を意識せざるを得ない
そもそも日本国内のみでのサービス展開と端末設計をして世界をまったく意識していなかったため、プラスエリアの周波数帯を超ローカルバンドにしてしまったのが痛かった。
それのせいでグローバル化の波でプラスエリアが恐ろしいほど早く陳腐化してしまったのがdocomoの誤算だったと思う。
とりあえずメーカーに対応させてりゃいいやみたいに思っていたんだろうし。
でも、これからは海外キャリアの周波数帯を意識してエリア展開をしていく形になるでしょ。
docomoだってLGやサムスンの端末を前面に押し出す以上、それは避けられない。
今は唯々諾々と従っているとはいえ、力のつけた端末メーカーに捨てられたら終わりだもんね。
iPhone5の発売で10月だけで20万件の転出超らしいし、docomoもiPhoneを意識せざるを得ない。
docomoの中の人が考えている理想とは裏腹に、土管化が急速に進んで行っているのが現状。
docomoの戦略ミスと言うほかないね。
ちょっと今回は読みにくいブログ記事になっちゃったかな。
反省。
4sでのXi運用は今ところ一番無難な選択ですね。来年中5sでもドコモから出れば条件次第で欲しいかもしれないが…今の状態じゃないです。
スマホというけど一応電話だしLTEでいくら高速でも圏外じゃ意味がないただのIpod。
プラスエリアの仕様自体が超ローカルバンドですからね。
せめてAT&Tが使ってる800MHz帯と一緒なら使えたんですが。
まったく残念な話です。
管理人様
iPhone5のLTE、FOMAプラスのブログではご丁寧な返信有り難うございました。目から鱗でした。私の住まいは東京の日本橋なのでSBでも殆ど痛痒はありませんが仕事が勤務医で外での仕事が殆どありません。自宅にも診療所にもWifi環境がありますので月に使用するデータ量は多くて20〜30MB、現状4Sを使っていますがLTEの恩恵にあずかることは少ないのでSIMフリーのiPhoneが安くなったらそのまま黒シムをカットしてAPNを書き換えて使おうかなと思っています。
ところでドコモが国際規格の800MHzを新たに申請する可能性はないのでしょうか。グローバル端末を意識するというのはそういうことではないのですか。ただドコモの今までの方針を根底から覆すことにはなりますがーー。
管理人様はいかがお考えですか。
一応、今のプラスエリアはバンド19として申請して使ってるんですが、
周波数帯はAT&Tのバンド5と同じなんですよね。
ですので、たぶん使えないことはないんですけどハードウェアがバンド19として技適を取ってないので蹴られてます。
docomoがバンド19としてプラスエリアを使っている限り使えません。
docomoが今のプラスエリアをバンド5として再申請すればiPhone5でもプラスエリアが掴めるようにはなりますが、
SIMフリー機のためにバンドを変えるとは思えないので、プラスエリアはそのままじゃないですかね。
LTEへの移行期でもありますし、3Gへの投資を控え、LTEで国際規格に対応、という風な流れになると考えています。
beta2でまたXiを掴めなくなったという噂がありますね。
そうみたいですね。
でも、一度プロファイルが公開されたので、
とりあえず脱獄すれば接続可能になりましたねw
まだβ2ですんで、まだわからないですけど。
またドコモダケロックかもしれませんね(;´Д`)