ひどく時間がかかったが、何とか出来た。
だけど、暗号化してないのでハリボテです。
メインで使わないように!w
あくまで正規のSSL証明書を取得するための設定です。
※注意
ブログ主はさくらインターネットのVPS(CentOS6)での環境で行なっています。
SSLなどの暗号化は行なっていませんので、実用性はありません。
下記設定が終了したものとして書いています。
【さくら】VPSサーバーのパフォーマンスを向上させる。【DTI】
【セキュリティ】さくらVPSにファイアウォールを適用する。【iptables】
【セキュリティ】sshでのrootログインを禁止する【乗っ取り対策】
【オレオレ証明書】自作WebDAVサーバーにWindows7で接続する【Windows7】
権限をrootに変更
【セキュリティ】sshでのrootログインを禁止する【乗っ取り対策】
での設定によりsshでのrootログインを禁止したので、スーパーユーザー(root)に権限を昇格させる。[kuzunoha(ユーザー名)@ ~]$ su エンターキー
rootバスワードを入力する。
[root@ kuzunoha]#
になればrootに変更された。
カレントディレクトリに移動。
[root@ kuzunoha]# cd エンターキー
カレントディレクトリに移動し、rootでログインした時と同じ
[root@ ~]#
になる。
iptablesの書き換え
メール用のポートを開ける。
[root@ ~]# vi /etc/sysconfig/iptables エンターキー
-A FIREWALL -m state –state NEW -m tcp -p tcp –dport 45631 -j ACCEPT
の下に、
-A FIREWALL -m state –state NEW -m tcp -p tcp –dport 25 -j ACCEPT
-A FIREWALL -m state –state NEW -m tcp -p tcp –dport 143 -j ACCEPT
を加え、:wqで終了。
[root@ ~]# /etc/rc.d/init.d/iptables restart エンターキー
で再起動してiptablesの設定は終了。
Postfixのインストール
postfixをインストールする。
[root@ ~]# yum -y install postfix エンターキー
postfixがインストールされた。
Postfixの設定
postfixのmain.cfを編集する。
[root@ ~]# vim /etc/postfix/main.cf エンターキー
今回はviではなくvimを使ってみた。
色分けされていて見やすい。
どちらを使っても構わない。
コマンドモードで
:set number エンターキー
で行数が左に現れる。
75行目 #myhostname = host.domain.tldの下の行を
myhostname = 取得したドメイン名
に書き換え。
83行目あたり
mydomain = 取得したドメイン名
に書き換え。
99行目あたり
myorigin = $mydomain
に書き換え。
113行目
inet_interfaces = all
に書き換え(#を消して有効化)。
116行目
#inet_interfaces = localhost
に書き換え(#を加えて無効化(コメントアウト))。
164行目
#mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost
に書き換え(#を加えてコメントアウト)。
その下の行の
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
に書き換え(#を消して有効化)。
418行目
#home_mailbox = Mailbox
に書き換え(#を加えてコメントアウト)。
419行目
home_mailbox = Maildir/
に書き換え(#を消して有効化)。
これで終了。
:wqで保存し終了。
Postfixの起動
設定が終了したのでPostfixを起動する。
[root@ ~]# service postfix start エンターキー
/etc/rc.d/init.d/postfix startでもいいのだが、serviceの方がコマンドが短くて楽なのでserviceで起動している。
どちらでも良い。
テストメールを送信してみよう
送信ができるかテストする。
[root@ ~]# mail 適当なメールアドレス エンターキー
Subject: test エンターキー
test エンターキー
. エンターキー
すると下に
EOT
と表示され、mailの次に書いたメールアドレスに送信される。
受信したら成功。
Dovecotのインストール
POP、IMAP受信用サーバーソフトDovecotをインストールする。
[root@ ~]# yum -y install dovecot エンターキー
これでdovecotがインストールされた。
Dovecotの設定
dovecotの設定をしていくが、confファイルがいっぱいあるので間違わないように注意しよう。
dovecot.confの編集
dovecot.confを開く。
[root@ ~]# vim /etc/dovecot/dovecot.conf エンターキー
26行目
listen = *, ::
に書き換え(#を消して有効化)。
:wqで終了。
10-mail.confの編集
10-mail.confを編集する。
[root@ ~]# vim /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf エンターキー
30行目あたり
mail_location = maildir:~/Maildir
に書き換え。
:wqで終了。
10-auth.confの編集
10-auth.confを編集する。
[root@ ~]# vim /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf エンターキー
9行目
disable_plaintext_auth = no
に書き換え。
97行目 auth_mechanisms = plain login
を付け足し。
:wqで終了。
10-master.confの編集
10-master.confを編集する。
[root@ ~]# vim /etc/dovecot/conf.d/10-master.conf エンターキー
15行目
default_internal_user = dovecot
に書き換え(#を消して有効化)。
19行目
port = 143
に書き換え(#を消して有効化)。
unix_listener auth-userdb {の下
82〜84行目
mode = 0666
user = postfix
group = postfix
に書き換え。
:wqで終了。
Dovecotの起動
設定が終了したのでPostfixを起動する。
[root@ ~]# service dovecot start エンターキー
これでdovecotが起動した。
ユーザーhostmasterの作成
メール受信用ユーザーアカウントhostmasterを作成する。
[root@ ~]# useradd -s /sbin/nologin hostmaster エンターキー
ユーザーhostmasterが作成された。
パスワードを設定する。
[root@ ~]# passwd hostmaster エンターキー
2度パスワードを入力し、設定終了。
hostmasterのエイリアスを変更
hostmasterというユーザーアカウント名のメールはrootに届くようになっているので、その記述を変更する。
[root@ ~]# vim /etc/aliases エンターキー
85行目
#hostmaster: root
に書き換え(#を加えてコメントアウト)。
:wqで終了。
メーラーでアカウント設定
MacやPCのメーラーで受信設定を行う。
iPhoneやiPadでも出来るが、SSL証明書を後で受け取るので、MacやPCで設定しておいたほうがいいと思う。
アカウントの追加をクリックし、
アカウントの種類:IMAP
受信用メールサーバー:取得したドメイン
ユーザー名:hostmaster
パスワード:設定したパスワード
で設定する。
送信メールサーバーも同じ設定を書き込む。
だが送信エラーが出るが機にせず先に進む。
メールアカウントが作成されたら、hostmaster@取得したドメイン宛にメールを送信してみよう。
受診したら設定成功。
SSL証明書を受け取る下準備は終了
これでSSL証明書を受け取る準備が出来た。
明日以降で証明書を受信する設定を書いていきます。
ここまで来るのにどれだけ苦労したことか(;´Д`)w
こんにちは!
お疲れ様ですキョウジさん!
いつも楽しく見させてもらってます!
メールサーバーってことはこれが完璧になると今のgmailダブルプッシュの解決になるんですかね?
こういうことは興味あるんですけどなかなか身につかないのでいつもキョウジさん頼みになってしまってすごく恐縮です。
また参考に…というかもはや丸々真似するだけなんですけどお願いしますm(_ _)m
ああ、GoogleアカウントBで設定した、その他で作ったアカウントの送信メールサーバーところに自分のVPSに立てたメールサーバーの設定を入力するとダブルプッシュはしなくなりますね。
多分。
そのメールアドレスをメインで使うのは危険ですけどw
いつもお世話になっております。
無事、受信設定、完了しました。
最初、受信が出来ず設定ファイルを見直すこと小一時間。
どう見ても間違ってない…
どうしたものかと悩んでいたら新着メール受信のサウンド
1時間遅れで届きました。
現在はリアルタイム受信できております。
正規SSLの導入記事、楽しみに待っています♪
出来ましたか!
やったーヽ(´ー`)ノ
色々試したので不安でしたが届いてよかったです。
正規のSSL証明がまた不安ですが、頑張りますw
お世話になります。きんちゃんです。
さて、現在のインターネット上のメールサーバーには SSL に対応していないものも数多く存在します。
自分のメールサーバーが SSL 対応設定をしても、送受信先のメールサーバーが対応していなければ
暗号化されずにメールが流されます。
ですから、基本的に電子メールは平文で流れていることが前提と思われた方が良いです。
■ iptables について
SMTP 25 と imap 143 を開けられたようですが、将来 SMTP over TLS/SSL 設定をされるのなら、
SMTPS 465 と 使われるかどうか分かりませんが、pop3 の 110 及び pop3 over TLS/SSL の 995 も
解放しておくと良いと思います。
■ postfix の main.cf 設定について
myhostname = example.com
と設定されていらっしゃいますが、ここには FQDN を設定するべきでしょう。例えば
myhostname = vps.example.com
などです。
mynetworks = 168.100.189.0/28, 127.0.0.0/8
とされていますが、間違いと思われます。
これは、IP アドレスが 168.100.189.0/28 からのメールは無条件でリレーするという意味になります。
168.100.189.0/28 って誰が持っているのか分かりませんが、大変危険ですので、即刻無効化するべきでしょう。
ちなみに、mynetworks_style は host になっていらっしゃいますよね?
メールサーバーを設定・稼働したら、スパムメールの温床とならないように、不正中継のチェックをしておくと
良いと思います。
http://www.rbl.jp/svcheck.php
などでテストしておくと、(もちろんこれで合格したからといって完全である保証はありませんが)精神的に
安心です。:-)
さて、dig や nslookup コマンドで拝見すると、kyoji-kuzunoha.com ドメインは MX レコードが設定されて
いません。恐らく、多くのメールサーバーは MX レコードが無い場合は、A レコードを参照してメールを送って
くれるのでしょうが、メールサーバーにはよっては MX レコードがないとメールを送ってくれないでしょう。
DNS に MX レコードが設定されているかどうかご確認下さい。
postfix は賢いので、多少設定が曖昧でも、間違えても、良きに計らってくれることが多々ありますが、
動いているから良しとしないで、きちんと設定するに超したことはありません。
あと、さくら VPS コントロールパネルで、ホスト名の変更はされていますか?
セキュリティが厳しいメールサーバーでは、FQDN の逆引きが異なると、受信してくれない場合がありえます。
逆引き設定をしておくと、精神的にもよろしいかと思います。
最後に僭越かつ蛇足と思いますが、私の現在の main.cf からご参考になりそうな所を抜粋したものを添付します。
お騒がせしました。失礼します。
———- main.cf 設定抜粋 ————————-
# 基本設定
inet_interfaces = all
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
mydomain = example.com
myhostname = vps.example.com
myorigin = $mydomain
# セキュリティ
smtpd_banner = $myhostname Mail System
disable_vrfy_command = yes
inet_protocols = ipv4
smtpd_helo_required = yes
smtpd_delay_reject = yes
smtpd_recipient_restrictions =
permit_mynetworks
permit_sasl_authenticated
reject_unauth_destination
reject_invalid_hostname
reject_non_fqdn_sender
reject_unknown_sender_domain
reject_non_fqdn_recipient
reject_multi_recipient_bounce
reject_invalid_helo_hostname
permit
smtpd_data_restrictions =
permit_mynetworks
permit_sasl_authenticated
reject_unauth_destination
permit
# 認証
smtpd_sasl_type = cyrus
smtpd_sasl_auth_enable = yes
# SMTP 配送の TLS 化
smtp_tls_CAfile = /usr/local/share/certs/ca-root-nss.crt
smtp_tls_security_level = may
smtp_tls_loglevel = 1
# SMTP 受信の TLS 対応
smtpd_tls_CAfile = /usr/local/share/certs/ca-root-nss.crt
smtpd_tls_cert_file = /usr/local/etc/apache22/server.pem
smtpd_tls_key_file = /usr/local/etc/apache22/server.key
smtpd_tls_received_header = yes
smtpd_tls_security_level = may
smtpd_tls_loglevel = 1
smtpd_tls_ask_ccert = yes
tls_random_source = dev:/dev/random
うおお、いつも詳しくありがとうございます。
とりあえずSSL証明書を発行してもらうためだけに立てたので適当にやってましたw
今はPostfixとDovecotは停止してます。
でもSSL証明書をゲットしてから気合いれて設定しようと思っていたので、
非常に助かります。
ありがとうございますヽ(´ー`)ノ
くずのはさん こんにちは
いつもありがとうございます。
だんだん難しくなってきてますね。勉強不足で何とかついていっています。
DTIで設定してみました。
テストメールがroot@vps.****になってうまくいきませんでした。
送信はすぐにできたのですが、受信が難しかったです。
なかなか時間がかかったのですが、色々してみては、元に戻すを繰り返していました。
そこで、①をするとPCのメールアプリ(thunderbird)でimap受信成功しました。
以下のようにしました。
—–
[root@***]# hostname 取得ドメイン
再起動後も有効にするため、
# vi /etc/sysconfig/network
NETWORKING=”yes”
GATEWAY=”192.0.2.1″
NETWORKING_IPV6=”yes”
IPV6_DEFAULTDEV=”venet0″
の後ろに
HOSTNAME=取得ドメイン
を 追加
——-
そのほかに、DTIのコントロールパネルで他社ドメインを設定をかえ、
色々としたのですが、忘れてしまいました。
____
しかし、iphoneでは、同じようにしているのに、
imapドメインのホスト名かパスワードが間違っているですすみません。
そこで仕方ないので、
メールが届いているか確かめるのに、
# vim /etc/aliases
をして、
root: hostmaster
hostmaster: hostmaster,転送先メルアド
に書換え
:wq
newaliases
しました。
やっとこさでした。
お疲れ様でしたw
受信出来ればSSL証明書がもらえるので、ゲットしたらメールサーバーはstopおいたほうがいいと思います。
こんにちは、くずのはさん
さくらのVPSへのサーバー設定をここ数日あの手この手してみたのですが、送信はすぐにできたものの、受信はどうしてもできませんでした。メーラーからはサーバーのポート143をパスワードによって認証できないと、未着を知らせるメールにはマイドメインが着信(通信?)を拒否しているとのメッセージがあるのですが、何か試してみることはありますでしょうか?
拒否してるってなら、iptablesが143を塞いでいないか確認するくらいですかね。
143を開けてからiptablesを再起動しました?
したんですけどね〜
もう少しいろいろと試行錯誤してみます。
ありがとうございます。
vim /etc/aliases
のhostmasterがコメントアウトになってますか?
はい、なってます。関係ありのかどうか分かりませんが、/var/spool/mail/hostmaster では、許可がありませんと言われます。
以下はさくら の VPS の CentOS の場合について述べますが、その他でもほとんど同じはずです。
まず、念のため、
root になって、
# yum -y update
を実行します。これで各種パッケージは最新版になり、セキュリティが良好な状態になります。
ドメイン名は example.com を仮定します。設定の際は、ご自分のドメイン名に置き換えて下さい。
さて、root になって
# hostname
とタイプすると
なんとか.sakura.ne.jp
となっている場合は、この際ですから、自分のドメインのホスト名に変えましょう。
今後、色んな事をするにあたり、この設定にした方が何かと便利なはずです。
ドメインのホスト名ですが、
なんとか.example.com
を設定します。
「なんとか」の部分はなんでもかまいません(なお、半角英数字といくつかの記号のみで、日本語は使えません)。
www, mail, vps, sakura, など自分の好みで決めて下さい。
ここでは、
http://www.example.com
と決めたことにします。
続いて
# vi /etc/sysconfig/network
として、
HOSTNAME=www.example.com
に変更して、セーブし、VPS を再起動します。
次は、DNS の設定です。DNS の設定方法はドメインを取ったところにより違いますので
各自調べて下さい。
ドメインを管理している DNS に
www A 1.2.3.4
MX 10 http://www.example.com.
を設定します。通常 http://www.example.com. の最後の “.” が必ず必要ですので注意して下さい。
MX レコードの 10 は優先度を表しています。複数のメールサーバーを用意する場合には重要になりますが、一つの場合は 10 で問題ありませんので、よく分からない場合は 10 にしておいてください。
1.2.3.4 の部分はご自分の VPS の IP アドレスに書き換えて下さい。
なお、この設定は設定後、即時有効にはなりません。数分から場合によっては1日以上かかることもあります。
次に、postfix の設定です。
もし、いままで、postfix の設定を色々やっていたなら、一度、postfix の設定を完全に削除して
もう一度まっさらの状態の postfix にしたほうが確実かと思います。
まず、postfix がインストールされていれば、もう何もしないでもメールの発信が出来るはずです。
(iptables などで、25 番ポートを開けておく必要があるかもしれませんが)
例えばあなたのメールアドレスが、example@gmail.com でしたら、
# mail example@gmail.com
Subject: test
test
.
とすれば、example@gmail.com に test という題名のメールが届くはずです。
届いていることが確認できたら、次に進みます。
main.cf の最後に
myhostname = http://www.example.com
mydomain = example.com
myorigin = $mydomain
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
inet_interfaces = all
mynetworks_style = host
を追加して、セーブします。
注意点として、mynetworks は設定してはいけません。
意味が分かっているのでしたら構いませんが、よく分からない場合は mynetworks_style = host だけの設定にして、
mynetworks の設定がしてあったら、行頭に # をつけるなどして、無効化しておくことをお忘れ無く。
postfix を再起動、あるいはシステムを再起動します。
以上で、外部から root@example.com にメールすると、
/var/spool/mail/root
にメールが届くはずです。
私は Dovecot を使っていないので詳しい設定は、くずのは様の設定にお任せします。
imap を使用する場合は、(多分)上の mail.cf の最後に
home_mailbox = Maildir/
を付け加えて、Dovecot の設定をする必要があると思われます。
以上、ご参考になると幸いです。
ではでは
あら、、、、
http://WWW.EXAMPLE.COM と記述したのですが、http://WWW.EXAMPLE.COM に変換されちゃっています。
http:// 抜きですので、よろしくお願いします。
ではでは
WWW.EXAMPLE.COM (本物は半角です)と記述したのですが、
http:// 付きに変換されてしまっています。
http:// 抜きですので、お間違えないよう。
ありゃ。
コメントの仕様が変ですな。
なんでだろ。
ちょっと調べてみます。
直りました(;´Д`)
WordPressはデフォルトでは勝手にハイパーリンクをする仕様になってるみたいです。
ご迷惑をお掛けしました。
postfix を再起動後に、外部から root@example.com にメールしても、/var/spool/mail/root
にメールが届かず、そのようなファイルやディレクトリはありませんというメッセージがでるのですが、ファイルが欠けているのでしょうか?
自動で作られるはずなんですが。
mailDirあたりの記述ミスってないですか?
postfixとdovecotを完全に削除してinstallし直してもう一度最初から設定を全てやり直
し再起動したのですが、やはり結果は同じで
/var/spool/mail/rootにメールは届かず、そのようなファイルやディレクトリはありませんというメッセージがでてしまいました。
ケンヂさん、こんにちは
とりあえず、考えられる原因ですが
(1) postfix の main.cf の中に
inet_interfaces = all
という設定は入っていますか?
(2) iptables を使っている場合
# iptables -A INPUT -p tcp –dport 25 -j ACCEPT
# service iptables save
# service iptables restart
などとして、25 番ポートが解放されていますか?
(3) 仮に、ホスト名を http://www.example.com とされた場合
root@www.example.com
宛にメールを出しても結果は同じですか?もし、root@www.example.com 宛のメールは届くけど、root@example.com 宛は届かない場合は DNS の MX レコードなどの設定が間違っています。
もし、差し支えなければ、ケンヂさんのドメイン名を教えて頂ければ、当方から接続テストをして、何が悪いのかわかるかもしれません。
ではでは
上の補足です。
(2) のチェックとして、25番ポートが空いているかどうかをチェックするのに、
http://www.cman.jp/network/support/port.html
というのがありました。
(3) ですが、root@example.com に届かない場合は、postfix の main.cf の
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
設定が間違っている可能性もあります。
ところで、この辺のことは ”さくら vps postfix” あたりでぐぐればいくらでも書いてあるだろうと思って検索してみると。。。。。。。
検索上位の中にも、postfix が良きに計らって、多分、結果的には望む動作をしているんだろうけど、本当は正しくない設定が結構な数見つかりました。困った物です。:-)
ではでは
ポートチェックでは25番、143番ともに空いているようでした。
postfix の main.cf の設定は何度も確認したのですが。
ドメイン名は arakawasan.com
ホスト名は http://www.arakawasan.com
なのですが。
こんにちは、ゲンジさん。
再質問もありますが、ご了承下さい。お手数おかけしますが
全ての質問にお答え下さいますようお願いします。
なお、下記は
postfix の main.cf で
home_mailbox = Maildir/
の設定をしていないことを前提としています。
また、Devocot の設定もしていないことも前提です。
(/var/spool/mail/root 宛に届くという意味です)
もし、Dovocot の設定、あるいは home_mailbox の設定をしている場合は無効にしたことにしてお読み下さい。
(1) 外部へのメールは出来ることは確認済みでしょうか?
どこ宛でも良いので外部のメールアドレスにメールが届くことを確認させてください。
(2) さくらの VPS 内で、自分自身に
# mail root
Subject: test
test
.
などとして、/var/spool/mail/root に上記の題名が test というメールは届きますか?
もし、以上に問題がある場合は下記以前の問題となります。
次に
(3) 外部から root@www.arakawasan.com 宛のメールは届きますか?
多分、届くと思うのですがこれも確認して下さい。
ここまでが yes で無い場合は別の原因を考えます。
私の予想はここまでは yes だと思っています。
さて、ここまで yes の場合は、現段階での予想を申し上げると
root@arakawasan.com 宛のメールが届かないのは原因はDNS の設定が間違っていることだと思います。
私は muumuu-domain.com の DNS の設定を知らないのでどうすればよいのか分かりませんが、とにもかくにも、
arakawasan.com の MX レコードが正しく現在の http://www.arakawasan.com に向いていません。
muumuu-domain のDNS の設定を確認して、分からない場合は muumuu-domain にお問い合わせ下さい。
ではでは
こんにちは
(1)はpostfixをインストールして設定を始める前に問題なく送信できることを確認しました
でも(2)と(3)はNo(とも言い切れないのですが)でした。
home_mailbox = Maildir/の設定とdovecotの設定をする前と設定後の違いは、/var/spool/mail/rootには、設定前には”許可がありません”というメッセージなのですが、設定後は”そのようなファイルやディレクトリはありません”というメッセージになります。DNS設定以前の問題かなと思っていたのですが、微妙ですかね?
ログインができないとお見受けしたのですが…
もしそうであれば、ログを確認してはいかがでしょう?
[root@ ~] vi /var/log/maillog
後ろのほうほど新しいログになっています。
dovecot: imap-login: Disconnected (tried to use disabled plaintext auth)
ということであれば、
[root@ ~] vi /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf
にて、
disable_plaintext_auth = no
を有効化するとよいかと思います。
まったく見当違いであれば失礼いたしました。
まず、/var/spool/mail/root は設定前は”許可がありません”というメッセージと書かれていますが、どんなコマンドを実行するとそのメッセージが出るのですか?
# cat /var/spool/mail/root
とか
# less /var/spool/mail/root
などと想像しますが、 root でやっていますか?root 以外のユーザーでは、上の作業をすると”許可がありません”というメッセージが出ます。
以下の作業はroot でログインするか、su コマンドで root になって、root 権限で行って下さい。
(1) postfix の main.cf から
home_mailbox = Maildir/
と書いてある行を行頭に # をつけるか、行全体を削除するなどして、無効にしてください。
(2) postfix の再起動
# service postfix restart
(3) root にメールする
# mail root
Subject: test
test
.
(4) メールが届いているかどうか見る
# less /var/spool/mail/root
(5) (4) までが ok だったら、外部から、root@www.arakawasan.com 宛にメールをして、同じく
# less /var/spool/mail/root
して、届いているかどうか確かめる。
正しく、root で作業されれば、恐らくここまでは ok のはずです。で、
外部から root@arakawasan.com 宛のメールが届くかというと、これは届きません。なぜなら、MX レコードの設定がされていないからです。(あるコマンドを使って arakawasan.com には MX レコードが設定されていないことこちらから分かります。)
いまでもムームードメインの設定が下記の画面通りなのかどうか私は知りませんが
http://i6i6.jp/wp-content/uploads/2012/03/2012-03-22_14-39-58.jpg
1行目の “120.136.10.21” をあなたの IP アドレスに書き換え
2行目の “i6i6.jp” は “www.arakawasan.com” に書き換え
3行目の “120.136.10.21” をあなたの IP アドレスに書き換え
以上で DNS の設定は終了です。
これで、root@arakawasan.com 宛のメールが/var/spool/mail/root に届くようになりめでたし、めでたしのはずです。以後は
home_mailbox = Maildir/
に変更するなりして、がんばってください。なお home_mailbox を設定すると、メールの届く先は /var/spool/mail/root などではなく、/root/Maildir/ 以下か、/home/ユーザー名/Maildir 以下に届きます。
ではでは
ではでは
ところで、本題からはずれますが、一言申し上げる無礼をお許し下さい。
私は皆様とは認識無く、利害関係もありません。所謂赤の他人です。
ですから、本来、このようなアドバイスを差し上げる義理も責任もありません。
それなのに、時間を使って、問題解決についてあれこれアドバイスを差し上げるのは何故でしょうか?
それは、私もかつて、このような問題について先輩諸氏にアドバイスを頂いた事があり、その恩返しをしているつもりだからです。
ですので、皆様におかれましても、将来、困った人がいらっしゃったら、助けてあげて下さいますよう希望させてください。
また、コミュニケーションをスムースに行うためにも、アドバイスをもらったときには、一言、”お手数おかけします”とか、”ありがとうございます”の挨拶は忘れないようにして頂きたいと思います。
特に、このブログ主の、くずのは様のご尽力は大変な物です。
常に感謝の心と挨拶を忘れずに、皆様と助け合いながら、楽しい iphone 生活を送れることを私は願っています。
以上、私の我が儘な主張も含まれますが、主旨をご理解頂けると幸いです。
ではでは
何度も何度も貴重な時間をさいて助言していただき、ありがとうございます。これまでのコメントに失礼があったと思いますが、お許しください。
ごめんなさい。
あ、いつも設定している方に記事について聞いてみたんですが、
いくつか記述漏れがあったみたいです。
ごめんなさい。
[root@ ~]# vim /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf
を開き、
9行目 disable_plaintext_auth = no
に変更
97行目 auth_mechanisms = plain login
に変更
Dovecotを再起動でMaildirが作られてないですかね?
普段VPSでログインするアカウントとパスワードでメーラーを設定してみて、
ユーザー名@マイドメイン
で受信しないですか?
くずのはさん
その設定で受信に成功しました。引き続きSSL証明書をインストールしてみます。
ありがとうございます。
ケンヂさん、こんにちは。
どうやら、うまくいったようで何よりです。
私も筆が滑ったようですみません。
どうぞ、今後もよろしくお願い致します。
失礼します。
くずはさん、こんばんは。
只今、メールサーバーを設定中ですが、hostmaster@宛てにメールを送信しても受信してくれないので、苦戦中です。^^;
もう少し色々調べて受信できるようにがんばります^^
お!ドメインとりますか!
ポートとか複合的な要素もあるので結構面倒くさいんですよね(-_-;)
がんばってください!
はい、ドメインはとりました^^
ほんと、難しいですね^^;
がんばってみます。
キョウジ様
こんばんは。
初めましてたろろんと申します。
先日SIMフリーiPhoneを購入して貴殿のブログを見ながら色々と設定しておりました。
順調にやっていたのですがこのVPSにメールサーバーを設定する項のところでひっかかってしまいました。
ブログ内容後の会話もすべて参照しましたが解決できずです。
ひっかかったところは
mailコマンドからの送信でいろんなアドレス宛てに送ってみたもののどれも受信しません。
内容後の会話でこうしたほうがいい等書かれてる方もいらっしゃりどうすべきか混乱して参りました。
そして受信もしません。
メーラーの設定が間違えているのかDNSの設定なのか。。。
まずは送信をどうにかしなければならないと思っております。
よろしければご教示願います。
宜しくお願い致します。
http://limesheep5.sakura.ne.jp/wordpress/wordpress/2012/03/imotenvps.html
メールサーバーの設定は非常に緻密なので、GoogleAppsでhostmaster@マイドメインのメアドを作った方が楽です。
http://www.google.com/intl/ja/enterprise/apps/business/pricing.html
こっちの方をお勧めします。
Ayk@mementomori_a様
キョウジ様
こんばんは、お世話になっております。
キョウジ様の仰る方法でSSL取得できました。
VPSを使って独自ドメインでのメール受信ができないのいけないのだとばっかり思っておりました。
ありがとうございます。
これからはガイドラインからお尋ねします。
失礼しました。
こんにちは、くすのは様。
iPhoneでの快適な環境の提供ありがとうございます。
先日より、コチラのホームページを参考にさせて頂き、
お勧めのさくら2Gを契約後、iPhoneのimotenの設定、
DAV、ミュージックサーバー、AirVideo、Gallery,Ajaxplorer等の設定を終了し,ドメインを取得後,認証済みSSL証明書をインストールするで間違えちゃいました。
先に“メールサーバーを設定する”前に“認証済みSSL証明書をインストールする”の設定を行ってしまい、
急いでメールサーバーを設定したんですが、急いだ為か上手く行きませんでした。
色々ググったのですがどうにもならないので何かヒントを頂けたらと思い書き込みました。
【VPSサーバー会社】さくらインターネット
【VPSプラン】さくらのVPS 2G
【使っている端末OS】MacOS10.5.8
【参考にしている設定記事題名】【メールサーバーを設定する】
【症状】
1.メールサーバーを設定する前に認証済みSSL証明書を…先に実行してしまったのでhostmaster@宛にメールが届いていません。(たぶん)
2.メールサーバーを設定するでのテストメールを送信してみようは、成功しました。
3.メールサーバーを設定するでのメール受信が出来ません。なので、Dovecotの設定辺りが間違えているのかなぁ?と思っています。
お聞きしたい事は、1を先に設定してしまった為、メールが届いていない場合の対処と、Dovecotの再インストール方法です。
Decovetについて色々ググったのですが、何が悪いのか分からないので、最初からやり直した方が良いのかな?と思った次第です。
よろしくお願いします。
Dovecotの設定記事ではSSLを使用するように設定してないはずですけど。
多分設定が間違っているだけだと思いますよ。
confをよく見直してみたり、コメント欄を読んでみてヒントを探してみてください。