imotenの送信用絵文字変換テーブルの絵文字コードを書き換えてみた。

受信するメールに、テンションが高まっている時とか、テンション落ちるわーってときによく見る絵文字がある。

これからデートなんだよねEmoji59125 ←これと

これから仕事だわF9a5  ←これ

imotenで受信はするんだけど、送信用絵文字がわからない。

Icon33Icon34これかなと思って送ってみたら、Emoji59000Emoji59030これが返ってきた。
あれれ?
Emoji59125F9a5はどうやって送信するんだろう?

送信用変換テーブルに割り当てられてなかった

imotenのサイトにあった送信用変換テーブルunicode2docomo.csvの中を見てみたら、どうやら割り当てられてないみたい。

とはいえ、ただそれに適応する絵文字がiPhoneの中に無いだけで、unicode2docomo.csvのコード割り振りが悪いわけではない。

悪いどころかかなりきちんと作ってあって、iモードの方にはない苺の絵文字を送信しても、[イチゴ]等に変換され、相手がどういう絵文字を送信したかがわかるようになってた。

すごいねぇ。imotenの作者は。

べつに送信できなくても困らないんだけど、unicode2docomo.csvのUnicodeを書き換えたら、相手にEmoji59125F9a5が送信できるようになるのかな?

じ、実験したい!!

ということで実験してみた。

Unicodeを調べる

割り当てるにしても、iPhoneとiモード用絵文字のUnicodeを調べなきゃならない。

さて、どう調べようかとググってたらとんでもない強者サイトを見つけた。

絵文字を使いこなして見るためのページ

ここにdocomoどころかAU、SoftBankのUnicodeまで全て網羅してた。

す、凄すぎる。

助かります。

ありがとうございます。

このサイトのお陰でUnicodeは

Emoji59125 は E6F5

F9a5 は E700

であることがわかった。
で、iPhoneのどの絵文字にこの2つを割り当てるのだが、なかなかいいのが見つからない。

なので、今回は呼び出しやすく、見た感じわかりやすいIcon35Icon36に割り当てることにした。
この2つの絵文字は、送信しても送信先には[↑][↓]と表示され、絵文字にはならないので割り当てても特に問題はない。

で、iPhoneで使われているIcon35Icon36のUnicodeはどこにあるんだろう?
と思って探しても、これといったサイトは見つからない。

さてどうしたものかと思ったら、UnicoderっていうiPhoneの中にある文字のUnicodeを全て調べることができるこれまたすごいソフトを発見。
Unicoder Lite App
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
即ダウンロードして調べてみた。

調べると、

Icon35 は 2B06

Icon36 は 2B07

ということがわかった。

これらとunicode2docomo.csvを照らし合わせ、書き換えてみる。

imotenのサーバーで書き換え

※注意!変換コードの書き換えを間違うと絵文字を送信することが出来なくなるかもしれません!自己責任でお願いします!

2つの絵文字だけしか書き換えないので、viエディタで書き換える。

サーバーにログイン後、viエディタでunicode2docomo.csvを開く。

[root@ ~]# vi /usr/local/imoten/conv/unicode2docomo.csv エンターキー

そうすると、

2122,E732
2196,E697
2197,E678
2198,E696
2199,E6A5
以下略

と、ズラズラと変換表が出てくるので、2B06と2B07を探すのだが、上から探していても面倒なだけなので、検索コマンドを使う。

コマンドモードの状態の時、 /検索ワード で検索できる。
なので今回は、

/2B06 エンターキー

で一気に2B06まで飛んでしまおう。

2B06,[↑]
2B07,[↓]

と書いてあるところを、

2B06,E6F5
2B07,E700

と書き換える。
サーバーによっては[↑]や[↓]が文字化けしているかもしれないが、無視して消し、書き換えよう。
:wq で保存してエディタを終了する。

最後にimotenを再起動する。

[root@ ~]# /etc/init.d/imoten restart エンターキー

これでサーバー操作は終了。

テストしてみる

iPhoneからdocomoメールに登録した絵文字を送信してみる。
今回は自分自身のdocomoメールに送信してます。

IMG 1264

受信すると・・・

Icon37

変換されてる━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

という訳で、無事送信できるようになりましたとさ。

変換テーブルを書き換えて自分好みに

これを応用して色々書き換えて自分好みにすることも可能なので、割り当てが気に入らなければ好きに変更することもできる。

ただし、ミスると悲惨なことになるので確認しながらやってねw

imotenの送信用絵文字変換テーブルの絵文字コードを書き換えてみた。」への4件のフィードバック

  1. アラキ

    >imoten.iniに sender.forceplaintext=false を追加するとHTMLメールが送信可能になりました。
    一応デコメールっぽくなります。

    返信
  2. 葛葉キョウジ

    >おお、送信するときってどうやるんですか?
    デコメ送信アプリを使うのでしょうか?

    Mail.appしか使ってないズボラなので、なくてもいいやと思ってその一文追加しなかったんですよねw
    Wikiにもレイアウトが崩れるかもしれないみたいなことが書いてあったので。

    実験して問題なさそうなら設定にも追加してみようと思います。

    返信
  3. アラキ

    >SMTP送信設定の出来るデコメ送信アプリを使えばdocomoのアドレスで送れるのではないかと考えてデコメアプリを探してます。

    返信
  4. 葛葉キョウジ

    >あーなるほど。
    でも月の送信容量が10M超えるとiモード.netがパンクするんで気をつけてくださいねw
    なんでiモード.netってこんなしょうもない仕様なんだろう(-_-;)

    返信

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